自信のある資料によって、自信のある提案を。
初めてのお客様への訪問の時に「ちなみにいくらぐらい?」と聞かれたときの話になるのですが、
その時は再度お伺いするお約束をして別れました。
2回目の訪問の際、私が資料の準備をせず、
口頭のみで金額や相場をお伝えしたところ、
提案書や調査報告書を用意するべきじゃないのかとお言葉を頂きました。
その時のお言葉ででハッとしました。
自分がまだまだ未熟で本当に深くオーナー様のことを考えられていないということを思い知らされ、
今までの仕事に自信を持っていない原因がそこにあったんじゃないかということを感じました。
私はこの人に認められるような仕事をすれば他のお客様に対してもプロとして自信をもてると思い、
まず目の前のオーナー様を納得させられる仕事をしようと決心しました。
それから入念な調査と資料を作成して3回目の訪問の時に「たくさん提案は来てたけど、
あきらめずに何回も直接足を運んでくれたのは君だけだ。だから任せるよ。」というお言葉を頂きました。
その時に初めて本当にお客様と信頼関係を結べたような気がして今までにないうれしさと、達成感を味わえました。
この経験で、不動産に携わることの重みに気づくことができました。
真摯に、時には泥臭く、「あなただから任せる」という言葉をもらえるように仕事をしていきます。